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野菜だけのドッグフード

犬は元々肉食のため、ドッグフードの原材料の多くは肉類です。
年齢にもよりますが、ドッグフードの三分の一から半分程度は肉類で出来ています。
人間にとっての良い食事は、肉と野菜、海藻類などバランス良く摂るものを指します。
しかし、犬にとってはさほど野菜は必要ないため肉類に偏った食事のほうが体には良いものなのです。

しかし、最近では肉ばかりを与えるのは良くないという考えが出てきました。
もともと肉食だった犬ですが、ペットとして人間と生活するようになっていくうちに肉食というよりは雑食へと変化してきました。
そのため、総合栄養食と言われるドッグフードには野菜や穀物も含まれるようになりました。
ただし、野菜の栄養が体に必要で野菜を食べているわけではありません。
必要なのは、野菜に含まれる食物繊維なのです。
私たちの食生活でも食物繊維は必要と言われています。
それは、食物繊維が腸の掃除をしてくれるためです。
犬が食物繊維が必要なのも同じ理由です。
人間も肉類ばかりを食べ過ぎると便秘になりやすいと言われていますが、これは犬も同様です。
いくら肉食といっても毎日肉ばかりを食べていると便秘になりやすくなります
そこで、野菜の繊維質がお腹の掃除をしてくれ便秘解消に役立つのです。

ただし、先に述べたように犬はもともと肉食だったため野菜の消化があまり得意ではありません。
ですから与える際には食べやすいよう柔らかくしてあげたり胃腸に負担のかからないものを選んであげる必要があります。
人間にとって体に良いからといって野菜ばかりの食事を与えることは犬にとっても良いこととは限りません。
最近では、ダイエットや健康志向で肉類の代わりに大豆でたんぱく質を補うドッグフードがあります。
大豆自体は体に良いものですが、犬にとっては繊維が多く消化しにくいものです。
特に大豆ミートというものは、豆腐を作った際の搾りかすで作られています。
そのため栄養はほとんどなく繊維ばかりで犬にとっては消化しにくいものです。
同様に穀物を増やしてコストダウンしている商品もあります。
これらは、犬の消化にとってはあまり良くないので購入の際には気を付けましょう。

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